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私はコレではまりました

高速回線環境が整ったおかげで、動画サイトをみてばっかり。
変な時間に出かけたせいで眠るタイミングを逃してしまい、今ももんもん。

こんな時は燃えるクラシックで一汗かいて寝ようとあれこれ検索。
すると、とんでもないものがヒットした。

この動画は、1981年にヘルベルト・フォン・カラヤンがベルリンフィルを率いて来日公演した時のもので、当時、何日かにわたってTBSだったかで放送されたものを録画したものを動画ファイルとしてUPされていたものだ。
なんだかややこしい文章になってしまったがご容赦。
当時15歳だった私は、ブラスバンドの木管パートの同級生の事が好きだったことをきっかけにしてクラシック音楽の魅力に気が付き始めていたんだが、あまりに熱心に勉強したものだからブラスバンドの領域を出た話ばかりになってしまった。
その話が出来たのが、当時ブラスでトランペットパートだった男子ただ一人。
彼とテープやレコードの貸し借りをしては、あの楽章の冒頭はあの指揮者の解釈よりも別の指揮者の方が説得力あるよね、みたいなクソ生意気な発言をしていた中学生。
今にして思えば「やな奴」だな・・・・

だからベルリンフィルの放送が楽しみで楽しみで。
そんでもってヘッドフォンして部屋を暗くしてかぶりつき。
確かリヒャルト・シュトラウスの英雄の生涯と、ベートーベン交響曲3番と、このブラームス交響曲1番が放送されたと思う。
どれもまともに聴いたことがなかったのに、文句なく打ちのめされた。特にブラームスの1番は完全にお手上げだった。
それからクラシック音楽を漁るように聴くようになった。
レコードをホイホイ買えなかった中学生の私にとって、何より貴重だったNHKFM。
ワインの栓と木の棒で指揮棒を作ってみたりしたあの時代。
肝心の勉強がどっかにいってしまった15の冬。


でもよ、やっぱクラシック音楽っていいよ。
それに気づけたんだからベリーオッケーよ。


高校生になってバイトして買ったレコードはやっぱりカラヤンのブラームスだった。
それが次第にフォルクローレになっていったんだが、それはまた別の話。


しかし、Yontubeって・・・すごい。







   
Commented by sarakus at 2009-06-25 00:05
ああ懐かしいです。
急に第4楽章が聞きたくなり、youtubeを検索したら、なんとトスカニーニが出てきました。あれ? 全然ノイズなしです。フシギな感じやなあ。で今ちょうど演奏が終わりました。
Commented by matta_no_komeya at 2009-06-25 00:22
sarakusさん、よくぞお越しくださいました。
トスカニーニでノイズなしってのはフルトヴェングラーでステレオみたいなもんですかねぇ。
アナログ録音の者をデジタル技術でノイズを消せるようなことは何かに書いてあったと思います。
トスカニーニのブラ1はどうなんでしょう・・。

私も色々探してて、4楽章のフィナーレばかりを様々な指揮者で聞き比べるというコンテンツに行き当たりました。これは面白かったです。
by matta_no_komeya | 2009-06-23 03:07 | 自分ごと | Trackback | Comments(2)

日々の出来事や思う事、感じた事を書き連ねてゆく自分史的徒然Weblogであります。


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