春を知る

弥生三月、気分は春なれど、外まだ寒く、火の気を求む

雪降らずと言えども、積まれた雪山、いつ消えるとも知らず

春まだ遠く、毛布に包まり、まんじりと過ごす


夜明け前、外の音で目が覚める
　　

やかましい猫の鳴き声

盛りの声を久しぶりに聞く

ああ、そうか

春なのだ

猫に盛りが始まるは、春到来の知らせなり



今年の三月は忙しい

主に仕事が忙しい

そしてとても疲れる

春の訪れ、体力の衰え

八時間眠る体力もなくなった



せつなし、せつなし