鶏もつ煮

我が家の夏の定番「鶏もつ煮」。

鶏のレバーを生姜醤油で煮込んで汁気を飛ばして佃煮みたいにする濃い味系のスタミナ食です。

これの重要ポイントは素材の掃除。

鶏レバーは心臓とくっついて売られているので、まずそれを切り離します。

心臓を半分に切ると、中の心室に赤黒い血の塊が残っている場合があります、というか、だいたい残っています。

それを水で流しながら取り除きます。

レバーは食べやすい大きさに切り分けるのですが、こっちにも心臓に近い方には同様の赤黒い血の塊が残っている場合があるので、こちらも同様に掃除します。

切り分けた素材は水で洗って笊に上げて少し置いて余計な水分を落とします。

血が混じった汁が滴る様子はいささかアレなんで、一度さっと下茹ですると気分的に違います。

酒と濃い口醤油と砂糖とみりんとすりおろし生姜でしっかりと煮ます。

柔らかく仕上げる気などありません。

カチッとコチッとなるようにしたいので、しっかりと火を通して汁を煮詰めます。

鍋をかたげてヘラで底を撫でた時、底が見えてゆっくりと煮詰まった汁が覆ってくる感じになれば全体に煮汁を絡めて火を止めます。

さっさと冷ましてタッパで保存です。

これがあればご飯が進むのです。

夏ばてで食欲がないとき、カレーさえも受け付けないようなとき、これの出番です。

　

今日はこれの他に、手ごねハンバーグも作ってみました。

久しぶりの感覚で、いい感じの晩御飯になり、オニオン入りの卵スープも添えて嫁は喜んで食べてくれました。

その後に個人的楽しみの金時豆を・・・

それも先ほど煮あがりました。

四連休でしたが、あれやこれやと出番があって、今日の午後だけが休日らしい休日だったのですが、台所に立ちっぱなしでしたねぇ。

結局なんも休まらなかったけど、まだ体が動くってことは元気なんだろ、と思って明日につなげます。