2020年 03月 29日
今度の湯札のあいそんねーこと

3月もいよいよ大詰め。
年度がわりを前に、新しい湯札(ゆふだ)の引き換えに行ってきました。
「・・・・・」
いや、ちょっと待って。
デザインも何もシンプル過ぎません?
あまりにシンプルなので画像を上げるに上げられず、モザイクかけてしまいました。
この湯札から山中温泉だけでなく山代と片山津の総湯にも僅かな追い銭で入れるようになったので
「あ、そうか、山中温泉専用じゃなくて加賀市の共同浴場共通のデザインにする必要があったのかぁ~~」
と思ったのだけど、よく見ると『菊の湯 定期利用券』って書いてある。
ってことは、山中温泉券なんだよね。
これまでは総湯の建物をデザインしたり、あやとり橋をデザインしたりして、山中の特色を出し、そして年度が変わるとデザインそのままに配色が変わって一目で新旧が判別できるもので、番台の目視確認もしやすかっただろうと思うのです。
今度のは味も素っ気もない。
背景色が濃いので文字が埋もれてしまい書かれている内容を把握するにはよほどしっかり見なきゃ厳しいだろう。
そして何より問題だと思うのは、偽造防止の工夫が何もされていないことだ。

あいそもねー。
こんなの、簡単に作れちゃうんじゃないか?
ICチップが入っていて、リーダーを通す仕組みならまだしも、番台に見せるだけの湯札にこれはないだろ~~
財政難なのはわかるけど、大幅値上げしたタイミングで不正が容易にできてしまうようなデザインに変えることに大きな矛盾を感じてしまう。
次年度の湯札の売り上げと入浴者数との統計が恐ろしいことにならなきゃいいけど、と心配するのである。
by matta_no_komeya
| 2020-03-29 21:13
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