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KEI-継 行ってきた

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子ども山中節教室演奏会『KEI-継』に行ってみました。
なんとも沢山の来場者で会場はごった返しているではないか!
最前列には出演する子どもたちが並んでいて、橋立小学校の子たちはすでに土ねり節の衣装を着ている。
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最後部の立見席もいっぱい!
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最初はお琴教室の発表です。
ご高齢の長谷川先生が同じ舞台の上で子供たちを暖かく見守る感じ☆
素敵な演奏~☆
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次に黒崎土ねり節!
干ばつで飢饉の恐れがあった昔、前田の殿様の命で溜め池を作ることになり、その時労働に当たった農民たちが労働の苦しさを紛らわすために自然と生まれたのか『土ねり節』との説明を兼ねたお芝居の後に、みんなで演じてくれました。
ヨイヤサー、ヨイヤサーと威勢のいい掛け声と、なかなか不平不満を声で出せない農民の上手く捻った言い回しが面白い土ねり節、運営スタッフとして駆けずり回っていらした山中温泉ゆけむり倶楽部のHさんは、これをちゃんと歌えるんですね!
子どもたちは独特の踊りをするのですが、その中で床を踏み鳴らす動作があるのですが、この山中座の檜舞台がよく鳴るんですわ。
そのように設計されているのか分かりませんが、どんどんと響く足音がいいリズムとなって会場に行き渡る様は、もしかしたら山中座のポテンシャルを再認識する場面だったのかもしれません。
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次に子ども山中節教室の演奏です。
聞きなれた正調山中節と鉄砲節でしたが、それをこのような小さな子どもたちが演奏しているんです。
山中節がこの町の文化的財産として受け継がれ奏で継がれていくのを感じる場面でありました。

最後はこの舞台に橋立小学校の子どもたちも上がって、いっしょくたになって山中節を踊ったのであります。
山中の子でも低学年だとうまく踊れなかったりするんですが、舞台の上で、リアルタイムで、見様見真似が繰り広げられ、初めて踊る橋立の子も段々と踊れてくるのには驚きました。
子どもの吸収力と素直さに驚くばかりでございます。

この交流は今後も続くといいのにな、と思う。
そして、いくら子供たちが主役だからといっても、民俗芸能の演奏会に立ち見が出るほどの盛況を見せたのは凄いと思う。
それも含めて継承していけるといいなと、ぼんやり思う昼でした。

 
  

by matta_no_komeya | 2020-01-25 17:45 | 山中温泉ゆけむり倶楽部 | Trackback | Comments(0)

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