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平成最後の・・・お湯

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今日の夕方、平成最後の総湯をいただきに息子と菊乃湯へ行ってきました。
この『平成最後の』という枕詞は、ここ最近いたる所で耳にして目にしてきたように思います。
天皇陛下の生前退位のご決断によって元号が予定を立てて代わることで、この枕詞が使われるわけですな。

過ぎ行く平成を振り返るようなテレビ番組も多くなり、過ぎ行く時を惜しむかのようであります。
変わる事が予め分かっていれば、用意ができる。
これ、すごく重要なことだと思います。

変わる事は決まっているが、それが今日なのか20年後なのかわからない、というのであれば、明日かもしれないと思って用意するしかないでしょう。

今日もお湯は滾々と湧いてくれていました。
開湯1300年といわれる山中温泉ですが、初めての元号が飛鳥時代の大化(大化の改新か!)なので1374年前になりますので、日本の元号の殆どを通り過ぎてきたということになります。
山中の方言のように日常的に使われている「てんぽな」というのは、1831年から15年続いた元号の天保(てんぽう)からきているといわれます。
天保の大飢饉が語源だとすれば、稀にみる大災害という忌むべき使われ方が元々なのでしょう。
面白いのはこの天保に限らず、天皇が代わっていないのに、災害や飢饉などを理由に改元された例がとても多いんですね。
普段あまり気にしないで使っている元号ですが、これを機に少しは学んでみようと思います。

以上、平成最後の投稿でした。

 
 


by matta_no_komeya | 2019-04-30 22:25 | 科学忍者隊 | Trackback | Comments(0)

日々の出来事や思う事、感じた事を書き連ねてゆく自分史的徒然Weblogであります。


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