雄飛会親睦旅行2016

5月21日～22日にかけて、同年「雄飛会」の久しぶりの旅行がありました。

朝5時50分というかなり早朝の集合出発だったのですが、見事に全員が時間通りに揃ったのでありました。

オッサン化により目覚めが早くなったのではないか、という疑念については誰一人口にしなかったような。

さて・・・
今回の旅行は、湖めぐりの雰囲気・・・

富士山にも行くようだけど、私はこれまで富士山をまともに見たことが無い。
随分と昔のことだけど、新幹線で東京まで行った時は雨、バイクで伊豆まで行った時は豪雨、車で五合目まで行って9合目まで登った時は終始ガス、唯一はっきり見れたのが飛行機から見えたミニチュアのような姿でした。
触ったことはある。瓦礫の山だってことも知ってる。だけど、あの姿を見ていないのだ。
『もしまた見れなくてもガッカリはすまい』
そんな腹づもりのバスツアーでございました。

さーて、

ここから先は49～50歳のオッサンの、オッサンによる、オッサンのための旅行の様子。
加齢臭に耐える覚悟と情熱と根気がなければ、とても見られる世界ではございません。
しかも、長いんです。
本当に長いんです。
前半と後半に分けた方がいいんじゃね？ってほど長いんです。

それでもご覧になりたい方のみ、お進みください。





早朝スタートですので、お腹が空いてくるんですな。
で、賤ヶ岳で名物のこれを所望。

相変わらず元気でよく飲むオッサンたちは、柔軟さを失った膀胱を労わるために頻繁にトイレ休憩に入ります。
ここは小黒川。

旅をすると珍しい物に出会うのですな～
これはばた別の場所での信玄餅。
このメーカーのが美味しいらしいです。

あれよあれよと言う間に河口湖が見えてきました！

天気は良好、若干春のように霞んでるけど、これなら、富士山、見えるのか、な？

あ！見える！見えるぞ！　富士山や！

直ぐに名物の「ほうとう」の昼食場所に到着。
ここでも富士山ばっちり♪

なんだかんだで空腹だったので、楽しみな昼ごはん。



ほうとう来たー！鉄なべデカっ！

はふはふ、はふはふ、う～ん、熱いけどうまい・・・でも多い！

中はなんとなく礼拝堂みたいやけど、外から見るとこんな建物。

この後は富士スバルラインを通って五合目を目指します。
標高が上がって気圧が下がる。
ポテチがパンパンになります。

益々天気が良くなってくる感じ！

五合目に到着。
変な券もらって、誘導されて鈴もらって、とりあえずお参り。




まー、観光客が多いこと。
それもほとんど外国人。
中国人ばっかりって感じで、若いカップルに話しかけられて、成り行きで売店の案内をしてしまったけど、中国人と日本人がカタコトの英語で交流するという不思議体験でございました。

しかし、富士山、ええな～
やっと見れた・・・最高や・・・

帰り道のトイレ休憩でも富士山バッチリ

そしてバスは宿泊地である沼津へ。

ホテルに到着し、チェックイン。
なぜかフロントにコイツがいる。

人懐っこいような顔してるけど・・・

どこかエラそうだったりして

こっち見んな！

遊んでる間にカードキーが支給されました。

部屋は三階。

夕飯まで時間があったので、周辺を探検！
まずは沼津駅。


ふむふむ、よしよし、なんとなくわかったぞ。

近代的な駅前から周辺をうろうろします。




あ！噂の新堀ギターや！

ぐるぐる回ってホテルに到着。
夕飯に出かける時間なので皆ぞろぞろ出てきてました。

夕飯は駅むこうのビルってことで

入場券で駅を通過していきます。

美味しい夕飯でした。
ハイボール・・・
ジンジャーハイボールって、ジンジャーエールを使ってるんだろうなって想像つく。
で、スノーハイボールだったかホワイトハイボールだったかがあったんで、かき氷か細かいクラッシュアイスかをふんだんに使ったものだと想像した。
そして注文。
まさかのカルピスソーダ割りでした。　　ほんと・・・まさかだよ。

ホテルに戻って明日に向けての休息をとります。

快適なトイレ、お風呂も快適、ベッドも広々、本当に快適なお部屋でした。


　明けて5月22日日曜日。
5時に起きて身支度。
5時40分にホテルを抜け出します！
おお！こんな早朝に見たような顔が！「行ってきまーす」

昨日の下見通りに切符を購入。
いざ、電車の旅へ！

おお！車窓から富士山！
沼津ってそういう位置にあるんだねぇ

今日は一段といいお天気☆

はい、三島に到着。ここで乗り換え。

伊豆箱根線だったかな？修善寺行きに乗っちゃいます。



知らない街で、知らない電車に乗って・・・こういうの、本当にワクワクします。

三島広小路に到着です。
おや？萌えキャラですかな？

さて、ここからは歩きです。

てくてく、てくてく。

2㎞程歩くと

柿田川の文字が嬉しいね～♪　来たのか？とうとう来たのか～？？

はい、国道1号線を跨げば、そこは柿田川公園！今日の目的地！

富士の湧水、こんこんと湧き出る泉、ミヤマ梅花藻、

おお～

おおお～

ん？貴船神社？

おおおおお～

なんという綺麗な場所でしょう・・・いつか行きたかった場所、柿田川。

せっかくなので湧水を飲もうってことで、飲める場所を地元の方に訊きながら☆

可愛い親子連れが水を汲みに来てました。
地元の方だそうで、よく来るとか。

もっと居たかったけど、時間がなくなり帰路につきます。
これは国道1号線。

また来たいね～

ユニクロの駐車場からも富士山！

三島広小路駅までの道は、意外と面白い。


小さくて地味な駅なんだけど、その真横に小さくて地味なミスドがある。

修善寺まきのさん。鉄道むすめ？

レトロな外観の3000系車両。乗るといいぞ～

さっき来たルートを逆行します。

JRの切符を買ってなかったので、ここで一旦外に出ます。


なんと踏切のトラブル発生。まさかの電車が動かない事態に・・・

なんでかラブライブのラッピング電車が。

三島駅って大きいんよね。
早く動いて・・・

15分遅れで動いてくれましたー！
やっと到着の沼津駅♪

この御二方がお迎えに来てくれました。わざわざすんません、ありがとう！

ここまでが早朝一人旅。
何人かに声をかけたんだけど、一緒に行こうって人はいなかったねぇ・・・
楽しかったよ？綺麗だったよ？気持ちよかったよ？まあ5㎞ほど歩いたけど・・・

慌ててお風呂に入って朝食をいただきました。
エッグベネディクト。

さて、出発の9時には余裕でバスの中に。

皆さん楽しそうな笑顔でいらっしゃいます。

あれが伊豆半島でございます～

ああっ！バスからも富士山が！

いいね～、富士山。

はい、次の目的地『浅間大社』に到着です。

ここでも見事な富士山が！

振り向けば皆さん撮影中～

奥へと進んでまいります。

みんな元気。足取りも軽い。

朱塗りの拝殿。

朱印帳は番号札を貰って待つ仕組み。ご苦労さん！

拝殿の奥に泉がありました。

ああ、これまた綺麗だ～





ちょっと移動するとミソギ場が！

思わず両手ですくって顔洗ってしまいました。


富士山の湧水、最高です。

ここの狛犬さん、珍しい親子の姿でした。

豊かな水、壮大な景色、これは人が集まるのは当然でしょうな～

浅間と書いてセンゲンと読む。

お参りの後は、富士宮焼きそばタイム。



ご当地コーラを所望。

ここにも湧水！

次は浜名湖へ向かいます。

変わったコーラがいっぱい。鰻コーラを飲む勇気は私にはない。

だんだん皆さんエネルギー切れ・・・

もうすぐ到着ですよー、浜松ですよー

お昼はウナギ！浜名湖ってことで、ウナギ！


わっ、きたきた～

開けるよ～

うわぁ

うな重ー！いい匂い！

ほれ

ほれほれ～

いただきまーす

ごちそうさまでした。
いや、美味かったです。

ここから30分ほど走って最終目的地であるうなぎパイファクトリーに到着。

もの凄い混雑してる！なんで!?

ちょっと待ってから見学コースに編入です。


おお～っと妙にテンションの上がるオッサンたち。

階段の手すりはウナギさん。

二階から梱包工場を拝見。

ガイドさんが上手に案内してくれます。

あ、俺だ。

仕上げはmovieだよ。

と思いきや、職人さんによる質疑応答がありました！
いきなり質問とか言われましても・・・ねえ

雄飛会旅行では珍しい集合写真。

ガイドさんが撮ってくれました。ありがとうございますm(__)m

見学コースを終えて階段を下りると、そこは売店。

凄い売れっぷり！バカ売れ！

まんまと雰囲気に飲まれて、色々買ってしまいました。

これにて今回の行程は終了です。
後は山中に帰るだけ。

バスの中では初老の時のDVDが上映されました。

これが良かった。
もう9年も前のことになる。
このDVDはみんな持ってるはずなんだけど、ちゃんと通しで見たことがない。
当日のあれこれの記憶も薄まって、気恥ずかしさも軽くなり、落ち着いて楽しめました。

そして到着。

役員の皆さん、添乗員さん、運転手さん、ガイドさん、皆さんのお蔭で、楽しい旅行になりました。
本当にありがとうございました。
私だけ極端に脚が疲労してますけど、それもまた楽しい思い出です。

次があるのかどうかわかりませんが、50歳になる今年、いよいよ雄飛会は還暦に向かって進み始めました。
初老の時は遥か彼方の他人事にしか思えなかった還暦が、今はそこそこ現実味を帯びています。
流れゆく月日の中で、老けて変わっていくけれど、でも、こうやって集まって同じ時間を共有できる仲間って、やっぱり、いいですね。

あー、長い記事を書きました。
写真も膨大で、加工するのも大変でした。
こういうことをする根気が、だんだんなくなってきているのを実感しておりますm(__)m