ハイエンド オーディオシステム
彼の自慢のオーディオシステムがいよいよ完成の域に達したとのことで、ぜひとも聴かせて欲しいと願ってのことだ。
彼とは中学の頃からFMレコパル仲間で、オーディオ関連の趣味に関してとても熱く語ったものだった。
自分が他の趣味にスライドしていったのに対し、彼は一途だった。
そしてあれから30ん年、とうとう彼のシステムはとんでもない域に到達してしまったのだ。

知ってる人が見たら、「は?嘘やろ?これどこなん?まさか山中じゃないよね?」となるものがぎっしり詰まっています。
実は90度横にはこの写真に納まらないだけで、あんな物やこんな物までありました。
いや、とんでもない迫力です。
しかししかし、とんでもない迫力は見た目だけではありませんでした。
いや、見た目などなんの問題でもなかったのです。
ここで聴ける(聞ける)サウンドのクオリティたるや、驚愕のひとこと。
お気に入りのCDを何枚か持参し、彼のコレクションもとっかえひっかえ聴きまくって、
『このCDには、こんなにも音が詰まっていたのか』
という驚き、感嘆、溜息。
更にちょっと前に間違えて買ってしまったSACD(高音質規格CD)も再生できて、それがまーすごいのなんのって。
大好きなジョージ・セルのドヴォルザークなんだけど、録音が50年前のもので、高音質といっても大したことはないだろうと思っていたが、大間違い。
古い演奏が気に入ってて、でもそれの音質が古臭くて、できることなら同じ演者の同じ演奏を現代に蘇ってやってくれんやろか、という希望的妄想が実現したレベルの感動。
『こんな世界があるのか・・・・・・・・・・・・・』
スペクタクル。
ワンダフル。
ハイホー。
石川さゆり、クラプトン、超最高だった。
気が付きゃ深夜ですがな。
うっかり手ぶらで行っちゃってごめんよ!こんどは何か美味いもん持参でいきやす☆
いやぁ、楽しい夜だった。