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集大成  かな

昨日、大聖寺の加賀市武道館にて、第20回羽柴杯争奪加賀少年剣道大会が開催されました。
この大会が、6年生の息子にとって、最後の公式戦となるので、その意気込みたるや並々ならぬものがありました。
3人1チームで参加で、高学年と低学年に別れて勝ち上がっていきます。
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山中選手団唯一の6年生男子ですので、皆のとりまとめを・・・。
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開会式が済み、いよいよ試合開始の太鼓が鳴り響きます!
まずは低学年から。
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見事な面です。
この3人が山中Aで決勝に1位出場を決めました。素晴らしい☆☆☆
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さて、いよいよ高学年の試合です。
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1回戦に全勝、2回戦も全勝で迎えた3回戦。
相手は大聖寺A。宿敵であり戦友でありライバルであり仲間である大聖寺A。
できることなら決勝で会いたかった・・・。


山中の松田が放つ逆胴。惜しくも決まらず。
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山中の3人はとても強かった。そして大聖寺の3人も強かった。
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力及ばす、無念の敗退。
どんなにか くやしかろう。


勝負にこだわることなく、礼節をつくす道。
平常心で整列です。
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この後、この3人はしばらくの間、姿を消した。

理想をいだき、鍛錬し、そして礼をもって挑ませてもらう。
いかなる結果も礼をもって受け止めさせてもらう。

私自信、剣道の経験がなく、息子が剣道を習いたいと言い出したときには正直戸惑ったが、
5年たって感じるのは、不思議と感謝ばかりだ。
この5年を頑張れたのは、息子の力でも親の私ら夫婦の力でもない。
連綿と続けてきて下さった指導員の熱意と犠牲の賜物であり、歴代剣士とその家族の暖かい見守りのおかげであり、同士の励ましであり、これからも剣道を志す純粋な少年たちの瞳が全てであったと思う。

すごいな、

と素直に思う。

すごいですよ、剣道。





最後に、5年の間、一度も争奪できなかった「羽柴杯カップ」を。
低学年と高学年に一つずつあります。

剣士たちには、どのように見えていたのだろう。
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お疲れ様でした。
ありがとうございます。
Commented by みあね at 2009-03-16 13:47 x
お疲れ様でした。 子供たちの最後に涙はありましたか?
 
 無心で一本を狙いにいく子供の姿に、私もどれ程感動し、
エネルギーを分けて貰ったことか。
 
 新聞や加賀テレビなどで山中誠心館の子供たちの活躍をいつも
楽しみに拝見していました。
 中学に行かれても益々のご活躍を楽しみにしています。
Commented by matta_no_komeya at 2009-03-17 01:28
みあねさん>
コメントありがとうございます。
涙、涙でした。
汗に濡れた手ぬぐいを顔に押し当てて・・・。
私も剣道素人ながら、稽古や大会にはなるべく行くようにしていました。
たぶん私もエネルギーを分けて貰ってたのだと思います。

中学でも剣道を続けるかどうかを悩んでいた息子でしたが、今回の大会で何か吹っ切れたのか、新たな目標を見定めたのか、雨後の快晴のような顔をして剣道を続けることを宣言しました。
ですが、同学年で部員が一人では寂しすぎます。


まったくの未経験者でも、公立中学の部活動ですから、心身鍛錬の場として遠慮せずに「剣道」を始めて欲しいと思います。
剣道は勝ち負けにこだわる競技ではないのですから。

by matta_no_komeya | 2009-03-16 10:41 | 自分ごと | Trackback | Comments(2)

日々の出来事や思う事、感じた事を書き連ねてゆく自分史的徒然Weblogであります。


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