泉屋女学園って

 この春、山中温泉料理飲食大図鑑ボリューム10がリリースされました。
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これには女子高生と女教師による『よくわからん世界』が展開しているのですが、その設定の公開が全くなされていないので、ちょこっと私がわかる範囲で紹介してみようかと思います。

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画像は本採用直前のエンジ色バージョンですが、キャラの名前の背景に文字があるのがおわかりでしょうか。
最終稿の水色バージョンにも、色の加減で見にくくなっていますが、同じ文章が隠れております。
これ、小説「泉屋女学園」なんですよ。
完成してませんよ。
でも小説なんです。


 都会の中学で吹奏楽部に所属していた笛城柳香は、血の滲むような努力の甲斐なく全国コンクールへの切符を逃してしまい、抜け殻になっていた。
他の部員への不満や顧問への不満を並べ立てても、挫折で傷ついた心が癒えることはなく、かえって自己嫌悪を募らせるだけだった。
そんな中、「やっぱ全国逃したのって、柳香のミスのせいだよね」と面と向かって言い放つ女子が現れる。
 曾良華音である。
柳香と同じ吹奏楽部に所属しつつも、それほど練習熱心というわけでもなく、かけもちで入部していた俳句同好会の方に力を入れていた。
優しい顔して意地悪キャラの華音は柳香の幼馴染であり親友であった。
挫折の責任を余所に求めていた柳香にとって華音の言葉はナイフより鋭く突き刺さる。
絶句して顔を紅くして立ちすくむ柳香に華音はトドメを刺す。
「意気込んで上がる気持ちとハーの音」
ハーとはドレミの音階で言うところのシの音である。
課題曲のソロパートで柳香がミスをしたのが正にそのハーだったのである。
 ほんの些細なミスだった。
 誰もそれを指摘したりしなかった。
 だからいつの間にか自分でもそのミスは無かったことになっていた。
「もう終わっちゃったんだからさー、いつまでも不細工な顔してないで何か食べに行こうよ」
全く悪びれない華音を前に、柳香はぺたんと座り込み、声を上げて泣くことができた・・・・・・


 始まりは山中温泉じゃないんだよね。
都会の中学校での柳香と華音の馴れ初めから始まります。
華音は家庭の事情で山中温泉に引っ越すことに決まっており、そこには全国的にも珍しい民謡と俳句を総合芸術として学べる伝統芸能コースを有する泉屋女学園があり、引っ越すのがめっちゃ楽しみ♪と嬉しそうな華音を見て、寂しいやら悔しいやらの柳香は、下見に行くと言う華音と一緒に山中温泉を訪れる。
そこで謎の女教師「米八麗子」と運命の出会いを果たすのだった。

 「下手な唄ね。自分の喉も鳴らせないなんて」
 
 どこにでもいるような女の子が、様々な出会いを通して自分を見つめ成長していく物語。
山中温泉を舞台に繰り広げられる人間模様!

「運命を受け入れるんだ!食材を受け入れるように!」
「それ私のやしー!」
「お前さん、旅の人やね」
「お母さんは、そんな人じゃない!」
「綾、おそろしい子」
「あの子は天才よ、だから歌えないの」
「せ、先生、私、私」
「そう!今の感じを忘れないで!」

  ~あの歌だけは譲れない~

小説 泉屋女学園 
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元々の設定から私が少し盛ってますけど、あの4人+女教師がただ佇んでるわけではないということです。
泉屋女学園の泉屋は、芭蕉の館HPにもありますように、松尾芭蕉が弟子の曾良を伴い逗留した宿屋の名前に由来します。
コロッケで有名なお肉屋さんとは無関係であります。
俳句と民謡を総合芸術として学べる学校の名称としては、それが相応しいよねってことでの命名でした。
そして女教師の名前の米八麗子は、言うまでもなく山中温泉伝説の芸妓「初代米八」に由来します。
山中節に秘められた想いが時代を越えて現代の少女たちに受け継がれていく・・・・・


もしも機会があるならば
もしも許されるならば
この物語を完成させてあげたいなと思う今日この頃。

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これは物語の中盤に彩蓮綾が舞台に立つ場面のワンシーン。
なんとなくイメージを膨らませつつの下描きであります。

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これは桃代が時々見せる天才の余裕的表情シリアスバージョン。
なんとなく台詞を想像しつつの下描きであります。

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まあこんなのもありかな的な下描きであります。

妄想は楽しい。
創作も楽しい。


 
 
 
 
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by matta_no_komeya | 2016-09-21 00:02 | 山中ごと | Trackback | Comments(0)

日々の出来事や思う事、感じた事を書き連ねてゆく自分史的徒然Weblogであります。


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