2015年 03月 12日
なめとんのか
何気にテレビをつけたらヒラスズキ狙いの磯釣りをやってるではありませんか。
ほほう、と観てしまいましたが、これはいただけない。
磯はおろかルアーでスズキを狙ったことのないお笑いタレント(見たこともない二人組)に、船で渡る小磯でやらせてるんですな。
竿の振り方、リールの扱い、キャストから糸ふけを取ってのレンジ調整しつつのリトリーブ、何一つまともにできていない。
痩せ型の方は意味不明なつまんないセリフを吐いてるし、デブの方はヘルメットの顎ひもを止めてない。
ヒラスズキを
釣りを、
磯を、
自然を、
なめとんのか
どんだけ人気あるんかしらんけど、本当にムカついたわ。
最後にラインブレイクでばらしたことにしてたけど、道糸を左右の手で持って「切られました」ってアホか!
切られたならラインは1本しかないやろに!
単なるフックアウトじゃ絵にならないからって無理やりそういう演出にしたのがバレバレの低俗やらせ企画でした。
強風荒波の磯シーバスは、五感を研ぎ澄まし、状況を掌握し、数秒後を予測しながら、正確な技術を駆使して挑む高度な釣りであります。
何度も何度も通って、何をどうすればいいのか覚えながら、ようやく最初の1尾に出会えるからこそ、そこに感動が生まれるのです。
テレビに映ってたガイドの地元アングラーは、なぜあのような企画を受け入れたのだろう?
お笑いタレントごときに易々と釣れるわけがないのを承知の上でガイドしたのだろうか?
まあ、どうでもいいんですけどね。
なんか、自分が大事にしてたものを汚された気分になる嫌な番組がありました、ってだけです。はい。
by matta_no_komeya
| 2015-03-12 01:10
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