2013年 09月 28日
ボカロ
ボカロ(ボーカロイド)と言えば初音ミクだと思ってましたが、今やミクだけでないんですね!
息子や姪がよく聴いていたので私も何度か歌声を聴きましたが、機械っぽさの中に得体の知れない魅力があるのは感じていました。
無機質なのに有機的といいましょうか…
漫画やアニメのキャラに感じる魅力のようなというか…
コンピューターによる作り物であっても作っているのは人間なわけで、100%無機質とはいいきれないボーカロイドの歌声。
先日NHKのニュースで取り上げられてるのを偶々見たんだけど、その時に流れた動画が凄く魅力的だったのでしばらくポカーンとなって釘付けになってしまった。
ボカロの歌声に合わせて、CGの女の子が滑らかに動いている。まさに振り付けだ。
『やだ、何これ、可愛い』
でした。
こうなると検索検索であります。
ネット歴13年の勘でそれらしいキーワード並べてカチカチやってたら、出るわ出るわ、わんさか出てきた。
数十分かかったけど、可愛いの正体がボーカロイドの一人で、特別にデザインされた『ままま式GUMI』であることを突き止めた。
滑らかになまめかしく動くCGはMMDという技術らしいがサッパリ解らない。
いくつかの動画を見たが、素晴らしい出来ばかりだった。
ついつい何度も見てしまう①
ついつい何度も唸ってしまう①
4体とも動き違うじゃねーか①
この国には、とんでもないクリエーターがわんさかいて、その才能が暴発しているのではなかろうか。
ちょっと前まで3DのCGアニメと言えばカクカクのポリゴンだったのに、このボカロの動きたるや、月とスッポン、色々勘違いしてしまいそうなくらい。
一体全体何が起きているのか、変な汗が出る。
ボーンと言われる骨組み(骨格)で動きのプログラムをこさえてしまうと、そこのどのモデルをかぶせるかだけのようだけど、そのモデルも緻密な構造で種類も多い。
モーションキャプチャーでもしたのかと思うほど人間くさい動きだけど、生身じゃできない激しさとスピード。
一体全体何が起きているのか、変な汗が出る。
とりあえず、「何これ可愛い」から始まったMMD検索の旅は、
なんだかとんでもない世界を垣間見たような変な気分が着地点だった。
多分、10年までなら自分自身も「作ってみたい」という衝動に駆られて何かを始めていただろう。
今の自分には、ちょっと敷居が高い。
これらの動画を見ながら、
…宗玄さんの新こいこいをボカロに歌わせて、ままま式GUMI君に踊ってもらってPVをこしらえて、ネット配信またはDVD配布すれば、爆発的に浸透するんじゃなかろうか?
と思ったけれど、例によって共感する人が皆無で何もできいんだろうなと思うと、なんか悔しい。
by matta_no_komeya
| 2013-09-28 01:46
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